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航海士の生活!1ヶ月の休暇??

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航海士

どうも海と生きるブログのパパ航海士です!
今回は航海士の生活についてお伝えします!
実は航海士の仕事のサイクルはとても特殊でなんと1ヶ月の休暇が貰えるんです!

ハッピーメール
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1ヶ月の休暇??航海士の生活サイクル

我々航海士の乗船サイクルは主に海外に行く”外航船9ヶ月乗船して3ヶ月休暇
国内を走る”内航船”で3ヶ月乗船して1ヶ月休暇というのがスタンダードなサイクルです。

そう!この長期休暇が船乗りの魅力の一つなんです!
この休暇を利用して海外旅行に行くもよし!趣味に没頭してもよし!
なんたって丸々1〜3ヶ月休暇なんですから!

よく陸上の仕事から船乗りに転職してきた人の話を聞くとこの長期休暇に魅せられたとう人が多かったです。

3ヶ月間船に乗っている?どんな生活をしているの?

そう1ヶ月間丸々休暇を貰えるということは、、乗船中はずっと船に乗っているのです!笑
そして船は基本的に24時間ずっと動いています。荷物を運ぶ以上は航海しているか荷役しているのです。
では船の上での生活サイクルはというと、、、

4時間交代の当直制当直航海士と甲板部員の2名が入直(当直に当たること)し、船の安全を24時間守っています。
航海士を例にいると船には基本3人の航海士が乗っており職務順で一等航海士二等航海士三等航海士がいて08~12 20~00が三等航海士00~04 12~16が二等航海士
04~08 16~20が一等航海士が当直を取るという感じで24時間当直が組まれています。

あれ?船長は当直に入らないの?と思われた方もいると思いますがそう船長は当直には入りません!(人数が少ない船では船長が当直に入る事もあります。)
船長は当直に入らず、難しい操船が要求される出入港や狭水道(東京湾や瀬戸内海など)でブリッジにあがり船長自ら操船にあたります。

ちなみに船の上では基本役職名で呼ぶのですが、目上の人を船長や一等航海士など日本語で呼ぶのは失礼とされており(船乗りの感覚としては呼び捨てしている感じ)、船長ならキャプテン、一等航海士ならチーフオフィサーを略してチョッサーと呼びます。
逆に部下に対しては日本語の役職名で呼びます。
また自分の事は謙った感じで日本語の役職名で呼びます。
例えば私は現在三等航海士なので自分のことは略して三航士と呼びます。

船の上でのご飯は?部屋は?お風呂は?

船の上でご飯をどうしているかというとこれは会社によるのですがコックさん(司厨長)が乗っているのが一般的で、司厨長の毎日3食を作ってくれます。最近では腕の良い司厨長が多く家では作れないような手の込んだ美味しい料理を出してくれます。
しかもその食糧費は、、会社持ちなんです!!最高!!
ちなみに人数が少ない船では司厨長が乗っていない場合も多くその時は、各自が自分で料理を用意すか、一番下っ端が全員分の料理を用意する事もあります。

また船には個室が用意されておりベット、ソファー、テレビ、冷蔵庫など一通り必要なものがそろっており3ヶ月をその個室で過ごします。
また新しい船では個室にユニットバスがありまるでビジネスホテルの部屋みたいになっている船もあります。
古い船では共同風呂となっており大きい湯船に浸かることができます。

ちなみにお風呂は清水が出ますのでご安心を笑

今回はざっとですが船乗りの生活についてまとめてみました。
これから船にまつわるいろいろな話ができたらと思います。
それではまた!

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